今日の道新(北海道新聞)にこんな記事が。
この記事の動画がYoutubeにもあったので、シェアします。
この田んぼアート、ちょっとした衝撃でした。田んぼアートというものが存在することは存じておりましたが、こんなに絵が鮮明だとは!
これは今年(2019年)7月11日に撮影された旭川市東鷹栖の田んぼアートです。描かれているのは3人のご当地キャラ、旭川市の「あさっぴー」、同じく旭川市の「ゆっきりん」、そして鷹栖町の「あったかすくん」です。その横には「がんばろう北海道」の文字。何を頑張るのか? それはもちろん、昨年9月の胆振東部地震の被害からの復興ですよね。
この旭川市東鷹栖の田んぼアートは、2006年からスタートしたそうで、今年で14年目を迎えます。これはどうやって描いているのかというと、図案に合わせて様々な色の観賞用の稲を植えてるそうですね。決して後から描いているだけではなく、植える段階で計算しているようです。すごいですよね。
見頃は8月中旬までということなので、機会があったらぜひ見に行きたいと思います。北海道では、ここの他に旭川市の隣町の鷹栖町でもやっているそうです。
さて、ここで、この田んぼアートの歴史を振り返ってみましょう。
田んぼアートが世界で初めて登場したのは、1993年、青森県田舎館村です。ずいぶん昔からやっていたんですね。村おこしの一環としてスタートしたのですが、今ではものすごい観光客が集まっているみたいです。
役場のサイトやWikipediaにその写真が載っているのですが、これは見に行きたくなりますね。
まさにアートですね!!
田舎館村役場のサイトも面白くて、苗を植えたときから見頃になるまでの段階の写真が順を追って見られるようになっています。2019年の田んぼアートはこちら → 【2019年の田んぼアート】
「おしん」と「ガラピコぷ~」ですね。このおしんはすごい。人が生き生きしています。
こんな青森県田舎館村で始まった田んぼアートですが、今では全国に拡がって、「全国田んぼアートサミット」が開催されるまでになりました。
他の自治体のも紹介します。
【宮城県角田市】
【埼玉県行田市】
す、すごい・・・。みなさんパネェです。
あ、でも、今確認したら2019年の全国田んぼアートサミット開催案内がどこにもないので、もしかしたら廃止になったのかもしれません。もしそうだとしたら残念ですね。
田んぼアートは、全国各地で観られるようですので、みなさんも是非近くの田んぼアートを見に行きましょう~。人が集まれば止められないし、他の自治体でも始めるかもしれません。この文化を途絶えさせてはいけません! 私も旭川と鷹栖に行って参ります!